:2016/09/19(月) 13:33:01.28 ID:
■財政難に苦しむサウジアラビアやロシアが虎の子の石油会社を売り始めた! 日本には千載一遇のチャンスだが、あの大国も…
長引く資源安で財政難に苦しむサウジアラビアやロシアがそれぞれ「虎の子」ともいえる、
世界大手の石油会社のサウジアラムコやロスネフチの株式の一部を外資に売りに出す「逆資源外交」の時代が本格到来し、
長年官民で資源外交を展開してきた日本には千載一遇のチャンスだ。
いずれも脱石油による産業振興に活路を見いだすだけに技術大国日本への期待は高い。
一方で中国やインドに対峙するには安定供給にどうつなげるかの目利き力や、
役員派遣による情報収集、日本ならではの技術力のアピールなどしたたかさも求められている。
サウジの若き王位継承者のひとり、ムハンマド・ビン・サルマン副皇太子(31)が来日し、
今月1日安倍晋三首相との首脳会談でサウジが推進する構造改革への具体的な協力で一致した。
サウジは日本向け最大の石油供給国だけに公賓級のもてなしだった。
同日、日本貿易振興機構(ジェトロ)が開催した、「ビジョン2030」の投資フォーラムでは、
サウジが進める「脱石油依存」に向けた長期の成長戦略を披露し、
情報通信や自動車、食品加工など日本の投資を呼びかけた。
関係者が注目するのは、サウジの歴代国王に長年信頼されてきた実力閣僚のイブラヒム・アッサーフ財務相が急遽、
副皇太子に同行し訪日したことだ。
第五代のファハド国王時代からの側近で第7代の現在のサルマン国王の信頼も厚い大物だ。
サウジは目下、世界最大の国営石油会社のサウジアラムコの5%未満を2017年にも売り出す見通し。
世界でも最大規模の上場と注目され東京証券取引所への上場や日本からの大型の金融支援などを水面下で模索している模様だ。
資源安は優良資産が市場にでてくる好機だが、資源関連の相次ぐ減損損失計上で
肝心の大手商社や資源開発会社の新規資源投資への腰は総じて重い。
各社とも資源投資関連の将来の価値が下がり、15年度の連結決算では巨額減損を計上し、
資源投資への慎重姿勢は崩せないのが実情だ。
(>>2へ続く)
ソース:http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160919/frn1609191120003-n1.htm
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